初診

Q.初診のタイミングは?基礎体温表は必要?

 妊娠に向けての検査は、月経中の検査、月経後の検査、排卵期の検査、排卵後の検査がありますので、とりあえず、どの時期でもよいので来院して下さい。基礎体温は、つけている場合は持ってきて下さい。なくてもかまいません。

Q.内診をしないで薬の処方はしてもらえるのでしょうか?

 不妊症で病院を受診する場合、基本的には内診が必要でしょう。経膣超音波検査で、排卵の確認をしていく必要があります。

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排卵日

Q.排卵日を調べるためにはいつ診察を受ければ良いのでしょうか?

  予定生理の14日前に排卵があると認識してください。月経周期が28日型の人であれば、14日目あたりに排卵します。従って、受診は12〜13日目にして下さい。ちなみに、月経周期が35日型の人であれば、20日目あたりに来て下さい。

Q.排卵日を調べる検査はどのようなもの?

 超音波検査や、血液中のホルモン測定でわかります。保険適応ですので、ご負担もそれ程かかりません。

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排卵〜着床時に気を付けること

Q.排卵〜着床の間に気をつけることは?(運動や市販薬、長時間の移動など)

 基本的に普段通りの生活で大丈夫です。家でじっと横になっていても、外で激しい運動をしたり旅行したりしても妊娠の確率は変わりませんし、赤ちゃんに影響があるようなことはありません。

Q.妊娠の可能性があるときに、酔い止めの薬などは大丈夫?

  この時期には、飲まれてもいいと思います。もし、妊娠が成立していたとしても、影響が出にくい時期です。必要なら心配しないでお飲み下さい。

Q.排卵〜着床時期の薬の服用(ロキソニン)

 今の時期にはロキソニンは問題ありません。もし、妊娠の診断がついたら、妊婦さん用の鎮痛剤に変えましょう。

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妊娠しやすくするには

Q.日常生活で妊娠しやすくなる方法を教えてください。

 何でも食べて、規則正しい生活をすることです。それに排卵日をしっかりと確認することです。広く見積もっても、排卵日の前3日から、後1日しか妊娠できません。そこをはずしていたら、避妊をしているようなものです。受診されたらより細かく、ご指導できます。

Q.排卵日性交における妊娠確率は?

 排卵日に性交をして、男女とも全く異常がない場合でも妊娠の確率は2割です。

Q.少しでも体調を良くし、妊娠できるように漢方薬やサプリメントも飲んでみたいのですが?

 当院でも、漢方薬は処方しています。サプリメントについては、今のところよくわからないのが現状です。内容などを主治医と相談して下さい。葉酸サプリメントは妊娠を望まれている患者さんにはお勧めしているものです。葉酸は胎児における神経管閉鎖障害の発症リスクを低減すると言われています。しかし基本的には食物からまんべんなく摂取していただきたいです。

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排卵検査薬
Q.妊娠検査薬、排卵検査薬はどのくらい正確?

  妊娠検査薬の精度はかなり高く、陽性が出ればご妊娠と考えられます。しかし、排卵検査薬は参考データにはなりますが、確実とは言えないケースも報告されています。
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黄体ホルモン
Q.黄体ホルモンを服用すると、妊娠検査薬が陽性になったりしますか?

 妊娠判定薬には影響しません。ただ妊娠していなくても、高温期を長くする作用はあります。さらに、高温相のままでも生理がきちんと来ることがありますし、遅れることもあります。

Q.プラノバール(黄体、卵胞混合ホルモン剤)を服用すると?

 プラノバール服用終了後、3〜6日で、月経様出血があります。プラノバールには、基礎体温を上げる黄体ホルモンという女性ホルモンが含まれていますので、当然、基礎体温は高温相になります。

Q.プラノバール(黄体、卵胞混合ホルモン剤)を服用すると、頭痛、食欲不振、胃が重いなどの副作用が出ます。

  プラノバールは、女性ホルモンですので、そのような副作用がでることがあります。やめれば、生理がきてしまいますので、一度ご相談に来て下さい。

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排卵誘発剤
Q.排卵誘発剤とはどのようなものですか?副作用はあるのでしょうか?

 排卵誘発剤の副作用は2つあります。一つは卵巣過剰刺激症候群といって、排卵した後、卵巣に水がたまったり腹腔内に腹水がたまったりします。妊娠せずに月経がくるとさっとなくなる副作用です。もう一つは妊娠した場合、双子以上になりやすいということです。排卵誘発剤を使わなくても、質のいい卵が排卵されるなら、使用する必要はありません。しかし、そうでないなら、妊娠成立のためにはどうしてもいい卵が排卵されることが必要です。費用は一本1,000円くらいの排卵誘発剤の注射液を5〜7本使うことになります。詳しくは直接ご来院下さい。

Q.排卵誘発剤を使用すると、卵巣癌になる可能性が高くなると聞いたのですが?

  種々の文献がありますが、総合的に判断して、現在のところ、排卵誘発剤等の不妊治療薬が、明らかに婦人科悪性腫瘍の発生率を高めるという結論には達しておりません。あまり心配しなくてよいでしょう。

Q.排卵誘発剤と生理痛の薬を併用しても大丈夫ですか?

 生理痛の薬は、飲んでもかまいません。まず影響しないと思います。

Q.排卵誘発剤で生理痛がひどくなる?

 排卵誘発剤を飲むと、いい卵が排卵され、排卵後の胎児のためのベットメイキングも厚くなります。その分、生理の量も多くなり、生理痛も強くなるということはあるかもしれません。

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卵管の癒着
Q.卵管の癒着とはどういった状態?妊娠は難しい?

 癒着とは本来離れている臓器、組織がくっついている状態をいいます。不妊関連でいえば、卵管という精子と卵子の出会う場所に癒着がありますと、妊娠しにくい要素になります。
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卵管造影検査
Q.卵管造影検査は痛いのですか?費用はいくら?

 卵管造影は、程度の差はありますが、100%痛みは伴います。検査の後も少量ながら、2,3日出血もします。しかし、妊娠希望の方は、必ず一度はしておいたほうがよい検査です。妊娠するための他の条件がそろっていれば、この検査を受けた周期に妊娠された方もたくさんいます。この検査は不妊症の治療にもなるのです。検査自体は1〜2分で終わります。費用は保険が効きますので、5,000円くらいです。

Q.卵管造影検査で癒着がわかる範囲は?

 子宮卵管造影検査によって、卵管の周囲の癒着はわかります。子宮、卵管、卵巣と無関係の部位の癒着はわかりません。

Q.二人目を希望してます。一人目妊娠前に卵管造影検査をしたのですが、再度した方がいいですか?

 卵管造影は、卵管のお掃除という治療的意味合いもありますので、痛みは伴いますが、一度やった方がよいと思います。

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転院・治療再開時の検査
Q.転院したり、一旦お休みした不妊治療を再開するとき、一から検査し直すのでしょうか?

 ほとんどのものは再検査しなくても済みます。休養後またいらしてください。また、休養中に自然妊娠されることもあります。また、卵管造影は一度しておけば、しばらくはしなくてもよいです。
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ストレス
Q.不妊症とストレスの関係

 ストレスは、妊娠に必要な女性の卵巣からの排卵という現象に影響を与えます。排卵調節機構の、中枢の視床下部という場所の機能が、ストレスにより影響され、一定の時期にいい卵が排卵されないことがあります。そういう意味で、ストレスによって妊娠しにくくなることがあります。
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男性因子について
Q.毎日のように飲酒するのですが、精子の運動率に影響はありますか?

 適量の飲酒なら問題はないでしょう。

Q.男性のレントゲン・投薬は、精子に影響があるのでしょうか?

 男性の場合は、精液の提供だけですので、X−P検査、投薬は気にしないでよいでしょう。

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人工授精

Q.人工授精で子宮外妊娠の確率が上がる?

 人工授精をする場合、注射、投薬などによる過排卵刺激をすると、卵の数が増え、妊娠の確率があがることは、事実です。ただ、子宮外妊娠の確率が上がるのではなく、多胎妊娠の確率が上がるということです。又、自然排卵周期でも人工授精はできます。

Q.当日精子を持っていけば、主人は行かなくていいのでしょうか?

 ご主人は来院されなくても結構です。

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